後発隊より捜索最終日の活動報告

昨日平成23年3月17日、終了間近、アミー号によって女性を一人発見。
しかし、残念ながらご遺体でした。

この日は、雪で足元が見えない、何度も滑る危険な捜索でした。
捜索は、埼玉の日本捜索救助犬協会の数名と共に、同じ地域でそれぞれの
エリアを捜索しました。
(防災センターから1キロの現場まで、徒歩で行っての捜索でした。)
線路沿いを捜索した指導士の話では、線路の上に車や家や屋根があり、
とにかく何でもあるような状態、何度見ても呆然となる現場だったそうです。
PM16:00に捜索は打ち切りとなり、捜索作業を終了いたしました。

今回の捜索活動で、連携や捜索での問題点もあり、今後の課題となりました。
生存者発見はありませんでしたが、指導士、そして救助犬達は
一生懸命に捜索活動しました。
捜索救助活動で出動された指導士の皆さん、本当にお疲れ様でした!!
そして、ミリー号・モネ号・アミー号・アポロ号・アン号・メロン号・ジャム号・アギー号・マナ号!現場活動本当にありがとう!お疲れ様!
指導士の皆さん、気をつけて帰ってきてください。

また、当協会と共に活動にあたった、全日本救助犬協議会のハンドラーの
皆さん、九州自衛隊第41普通科連隊の皆さん、その他の関係者の方々に心より
お礼申し上げます。

最後に、多くの人が一瞬で命を奪われた今回の巨大地震。。
家族、友人、愛する人、そして住むところを失いながら、一日一日を懸命に生きておられます。
この東北地方太平洋沖地震により、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災されました方々に、 心よりお見舞い申し上げます。
被災地の一日も早い復旧復興をお祈りいたします。