九州管区警察広域緊急援助隊合同訓練

平成29年1月17日(火曜日)平成28年度の九州管区広域緊急援助隊の合同訓練が福岡県北九州市若松区向洋町新日鉄住金埋立地内で行われた。毎年各県の県警警備部の持ち回りで行われており今年度は福岡県警が担当である。訓練基本想定は「複数の現場で大規模災害が発生した場合の対処」を基本想定として行われた。参加機関は、警察部隊に加え、陸上自衛隊第40普通科連隊・福岡県DMAT・北九州市消防局・日本赤十字社福岡県支部・九州大学・福岡県医師会・福岡県歯科医師会・NPO法人九州災害救助犬協会の8関係機関の参加の下行われた。
協会より、東事務局統括、坂本指導士(大分県国東市)・河口指導士(熊本県水俣市)・松尾指導士(福岡市)・鎌田指導士(宮崎県都城市)の5名、救助犬3頭が参加した。
 今回の関係機関との連携の中での協会への連携確認は、救助犬の活用による要救助者の捜索と救助現場の状況に応じた救助犬の投入判断を実践するなどを目的に行われた。坂本指導士を本部指揮隊調整役に、河口、松尾、鎌田指導士を現場に派遣し災害現場(倒壊家屋A3棟佐賀県警)(倒壊家屋B3棟熊本県警)の要請により捜索活動を行った。また、土砂災害、埋没車両での不明者捜索の要請にも出動した。活動時間午前10時~11時30分迄現場で待機
今回の参加で警察部隊との連携も多少の課題はありましたが実り多い訓練となりました。参加された指導士の皆様には平日の貴重な時間を割いていただき有難うございました。お疲れ様でした。
来年度は熊本県警が担当県