元救助犬ダニエル、天国へ。

協会発足から2年後の2006年、救助犬として認定され多くの現場で活躍・発見にも貢献した
元救助犬のダニエルが、今年の3月中旬、12歳(人間年齢89歳)でこの世を去りました。
ダニエルは協会唯一のゴールデン・レトリバーという犬種で、大きな体におっとりとした性格、愛らしい顔で
イベント時には、子供から大人まで多くの人に愛された犬でした。
また、熊本県嘱託警察犬としても認定を受け、警察犬としても3年間活躍してこられました。
ダニエル9歳の時に、年齢的な面から、活動が厳しいとの判断で引退を決断され、自宅でゆっくりと過ごされていました。
最後は、大好きなお父さん(橋口さん)の膝の上に顔をのせたまま、静かに息を引き取ったそうです。
ダニエル、ありがとう。そして、お疲れ様でした。

九州救助犬協会が設立して今年で10年となります。
この10年間には指導士、そして当協会の救助犬として活躍・貢献してきてくれた多くの
犬達の汗と努力の結晶がつまっていると思います。
設立当初から活動していた救助犬の多くはもう、この世にいない子も多く、引退している子もいます。
協会を背負い現場で活躍してくれた全ての救助犬にこの場を借りて深く感謝いたします。
 

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