山口県集中豪雨災害での行方不明者捜索の報告

平成25年7月28日に山口県・島根県を襲った集中豪雨で未だ行方不明となっている男性の
一斉捜索が8月6日に行われました。
山口県庁からの依頼で当協会から開田訓練部長、指導士5名+サポーター1名、
救助犬6頭(モネ・ナミ・かんな・クロス・アギー・リアン)が出動しました。 

開田訓練部長と指導士1名は前日現場に到着し、現場の説明を受けながら視察を行いました。
指導士4名+サポーター1名は当日の午前3時に到着、午前6時より訓練部長の説明で現場を視察し、
午前7時半に災害対策本部の設置された集合場所に行きエリア分けを行い、捜索を開始しました。
捜索範囲は海も対象となっており、とても範囲が広いものでした。
今回の一斉捜索には、警察や消防、海上保安庁など関係機関から約170人が参加し、県警の
ヘリコプターや海上保安庁の巡視船2隻も参加、陸と空と海での一斉捜索となりました。
また、海では潜水士による海中の捜索も行われました。

発生当時、現場一帯は2時間ほどで一気に水が流れ込み家や車が襲われ、
濁流が渦を巻いていたそうです。その爪あとが10日経った今も生々しく残っていました。
車は押し上げられ、家屋はねじれたようにゆがみ、道路や橋は崩落している状態でした。

ガラスの破片が散っている場所や1歩進むと30cmほどのぬかるみに足をとられてしまうような場所
もあり、人も犬も泥だらけになりながら慎重に捜索を行いました。
また、この日の気温は33℃。炎天下の中、人にとっても犬にとっても過酷な状況でしたが、指導士も
救助犬も懸命に捜索しました。

お昼に一旦休憩をとり、午後から本部より救助犬に捜索して欲しいとされる場所での捜索を行い
ましたが反応は無く、再度午前中に捜索した場所を再捜索し、その後その周辺の捜索にあたりました
が発見には至らず、PM4時捜索打ち切りとなりました。

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           ~開田訓練部長の説明で現場の視察をする指導士~

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                     ~災害対策本部にて~

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                       ~現場周辺の様子~

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                  ~海周辺の捜索をする、ナミ~ 

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     ~再確認をする、かんな~           ~慎重に捜索する、リアン~

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        ~海周辺を捜索する、クロス(左)とアギー(右)~

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                ~空や海からも捜索が行われました~