緊急消防援助隊九州ブロック合同訓練・熊本県総合防災訓練の報告
平成24年11月18日(日)、八代市球磨川河川敷運動公園で緊急消防援助隊九州ブロック合同
訓練が行われ、当協会からは事務局長、野中訓練部長、開田訓練部長、指導士10名、サポータ
ー3名、救助犬9頭(クロス、かんな、プリン、アギー、チャチャ、チャボ、ルナ、ローズ、オーク)が参加
しました。
今回の訓練は、通常の防災訓練と違い、要救助者(人間・ダミー)の場所は非公開で、連携も
その場で行わなければならず、実際の現場さながらの訓練でした。
捜索にあたった救助犬は6頭(クロス・かんな・アギ-・チャチャ・ルナ・オーク)で、
「埋没車両捜索」「座屈中高層ビル捜索」「倒壊家屋捜索」の3か所に分かれて行いました。
「埋没車両捜索」では、①山からの土砂により車両が埋まった②反対側は川であるという設定のもと
かんなとチャチャのペアで捜索を開始、後方部隊は沖縄県隊でした。
沖縄県隊隊長のすばやい判断と指示により、指揮下に入った指導士は最大限に救助犬を活用し、
ブラインド訓練により次々に要救助者を発見しました。
大型重機を使い土砂を取り除きながら救助犬を入れたりと、連携もしっかりとれていたと思います。
約2時間、最後まで沖縄県隊は救助犬を活用してくださいました。
最後は沖縄県隊隊長より解散の指示を受け、現場を離れました。
「座屈中高層ビル捜索」にはアギ-とルナ、「倒壊家屋捜索」にはクロスとオークが出動、
任務を遂行し後方部隊へと引き継ぎました。
お互いの任務を理解することで、連携をしっかりとる事ができたと感じました。
指導士にとって、とても良い訓練になりました。
≪フォトギャラリー≫
~当協会のパネル展示~ ~倒壊家屋に要救助者~
~救助犬出動!~
~倒壊家屋を捜索するオーク~
~今いくからね!~
~埋没車両を捜索し、要救助者を発見!チャチャ~
~次の現場へ!~
~埋没車両を捜索し、要救助者を発見!かんな~
~慎重に丁寧に捜索するかんなとチャチャ~
~座屈中高層ビルの捜索報告をした後引き継ぎ、現場を離れるアギ-とルナ~
~閉会式の様子~ ~お疲れさまでした!~
(消防・警察による救出訓練)