第9回九州救助犬協会訓練競技会の報告

平成25年11月3日(日)、熊本ドッグスクールグラウンド及び川辺川河川敷
一帯で『第9回九州救助犬協会訓練競技会』が開催されました。
大会には、全日本救助犬団体協議会のメンバーであるNPO法人日本捜索
救助犬協会(埼玉)からの参加もあり、救助犬全29頭が日頃の訓練の成果
を競いました。

競技の内容は過去と同様、瓦礫捜索と平地捜索の2科目で、100点満点から
の減点方式にて採点されました。
犬の捜索意欲や執着心、ハンドラーのハンドリングやタイムなどさまざまな点を
競います。
タイムは10分以内となっており、その制限時間内に各科目2名ずつを発見しな
ければなりません。

瓦礫捜索では、ハンドラーはスタートライン上で止まり、犬だけを前進させます。
倒壊家屋では雨が降っていた為滑りやすく、また、老朽化したパレットは
崩れやすく足元がグラグラと不安定でしたがどの犬もひるむことなく頑張っていました。
平地捜索では、ハンドラーはスタートラインで犬を放し後ろからついて行き、
犬の動きやさまざまな点を考えながらハンドリングし、審査員はハンドラーの
後ろからチェックし、審査されます。
この日は風が無い状態がほとんどで、制限時間内に2名とも発見できる犬
が少なかったです。
しかし、犬達の捜索意欲は高く時間いっぱい懸命に捜索していました。

午前中に半数以上の犬達が競技を終えた後、昼食の前に一旦集まり、
開会式を行いました。
それから年に一度の懇親会(バーベキュー)を行いました。

午後からはまだ競技が終わっていない残り数頭による競技が行われ、
全救助犬が競技を終えた後閉会式が行われました。
事務局長、開田訓練部長からの挨拶の後、表彰式へと移りました。
表彰式では、瓦礫の部上位3名平地の部上位3名、そして2科目両方に
おいて高得点を得た総合の部上位3名が表彰されました。

気になるのは優勝旗の行方・・・今年は誰の手に!!!!

今年の総合優勝者は!!!!!・・・大分県のリュウ君です!
おめでとうございます!!!

表彰式終了後、無事に今年の訓練競技大会が終了しました。

≪フォトギャラリー≫


 ~頑張ります!!アミー(左)とアポロ(右)~

 
    ~埼玉から参戦!ハニーちゃん☆~

【瓦礫捜索】

            ~足場が悪くてもへっちゃら!~


            ~確認しながら進むアポロ~           

  
                ~吠えて知らせるルパン!~

【平地捜索】 
 ~デフィちゃん、
                                           懸命に捜します!!

【閉会式】

~訓練部長からの挨拶と競技会の総合評価~

【表彰式】

瓦礫の部1席ノーティVネーべルドルフ(鹿児島)S犬~

瓦礫の部2席ファーラVハナサキソウ(長崎)S犬~


瓦礫の部3席ネルダVネーべルドルフ(佐賀)S犬~

  

平地の部1席カレンVネーベルドルフ(熊本)S犬~


平地の部2席ピューレVネーベルドルフ(鹿児島)S犬~


平地の部3席オリヴィアVネーベルドルフ(宮崎)S犬~


総合の部優勝ドラゴンVオキダイラント(大分)S犬~


総合の部2席アプローズVザック(鹿児島)S犬~


総合の部3席ヴァーザーVヨコハマシゲリ(鹿児島)S犬~

 
           来年も頑張りましょう!!☆お疲れ様でした!!