第10回救助犬競技会
平成26年11月2日(日)NPO法人九州救助犬協会第10回救助犬競技会が人吉の協会訓練所熊本ドッグスクールで開催された。競技会は日頃、指導士訓練の下、その練習の成果を発揮し、災害現場での捜索技術の向上を目指し日々努力することを目的に開催されている。今年度も、九州各県(長崎、大分、鹿児島、宮崎、熊本、佐賀)より指導士19名、認定犬23頭、の救助犬が参加した。捜索科目は、平地捜索の部とがれき捜索の部の2科目で行い、平地捜索は広大な河川敷の茂みに2名のヘルパーが隠れ、その発見タイムで競うものである。がれき捜索は、震災や土砂災害での倒壊家屋を想定し、その家屋の中の要救助者を発見し吠えて指導士に知らせる。これも、タイムを競うものである。結果、今年度の優勝は、昨年に続き、大分県中津市の光橋指導士とシェパード犬、メス、5歳のドラゴン号(ドラゴン フォン オキダイラント)が2連覇を達成した。これも光橋指導士と救助犬ドラゴン号の日頃の練習の賜物であると同時に実際の現場での活躍を期待したい。おめでとうございました。
結果発表
平地の部・・・優勝・新久保美枝子 オリビア号 準優勝・坂元美千代 ノーティー号 第3位 高本愛子 海王号
がれきの部・・・優勝・坂元正廣 コニャック号 準優勝・村上和喜 ヴァーザー号 第3位・
足立佳子 チャボ号
総合の部・・・優勝・光橋繁光 ドラゴン号 準優勝・鎌田正臣 オーク号 第3位・河野忠敏 ディーモ号