熊本県宇城市総合防災訓練の報告

平成24年5月13日(日)、先日協定を結んだ熊本県宇城市の総合防災訓練が
あり、当協会からは事務局長、野中訓練部長、指導士5名+サポーター1名、
救助犬6頭(もみじ号・クロス号・プリン号・マックス号・チャボ号・アルプ号)が参加
しました。


~左から、チャボ号・プリン号・もみじ号・マックス号・クロス号・アルプ号~

今回の訓練では、地元の自治会や婦人会等により、既にAM7:30には近所の
方々の安否確認が終了しており、その報告を受けてからの開始となりました。
自衛隊から水の供給を受け、地元婦人会が食料を炊き出す訓練や、
民家から火災が発生したとの通報により消防が出動・消火にあたる訓練、
同時に警察、交通機動隊による道路や周辺の被害状況の確認作業訓練など
がありました。

~地元婦人会による
                                  炊き出しの様子~
~消防による消火訓練~

当協会は、逃げ遅れて倒壊家屋の下敷きになった要救助者の捜索要請を、
宇城市災害本部の指揮官より受け、災害救助犬が直ちに出動するという訓練を
行いました。
現場に到着後、捜索にあたる3頭と指導士が整列し、指揮官の司令を受け活動
に入りました。
捜索にあたったのはクロス号、プリン号、チャボ号で、倒壊家屋2棟を捜索し、
要救助者を発見!指揮官に報告、救助の要請をし任務を完了しました。
その後、要請を受けた自衛隊が救出し、消防により搬送、仮設テントでは
トリアージ訓練が行われました。


 ~発見!(訓練前の様子)~
       

        ~現場へ向かう指導士と救助犬~


~手前(クロス号)、奥(チャボ号)2頭とも見事発見!!~

~トリアージ訓練~

防災訓練会場が三角東港ということもあり、海上からの救助訓練
も行われ、岩場に取り残された救助者を想定し、海上保安庁による救助が行わ
れました。現場は、岩場であるため、保安船”ひごかぜ”では近づくことができず、
ひごかぜからのゴムボートを使い、地元の漁船の協力を得て救助されるという、
アクシデントを想定した訓練内容でした。
また、予定されていたヘリコプターからの救助訓練は、出動要請があったため、
中止されました。
その他全ての訓練が無事に終了。

~海上からの救出訓練~~保安船『ひごかぜ』~
~地元漁船での救出!~

閉会式では、地元三角中学校の生徒さんからの言葉で、緊張した空気は一瞬
和やかになり、会場は参加者と観客の暖かい拍手で包まれました。

~緊張感の漂う様子~

初めて参加した宇城市の防災訓練でしたが、参加した各団体すべてが緊張感
を持った実践さながらの訓練でした。
毎年、各県、市、地域消防団等の防災訓練に参加していますが、それぞれの
地域に適した災害への防災意識に驚かされます。
参加する私達も、今後への課題等も含めとても勉強になります。

これからは、梅雨の時期となります。既に沖縄県は梅雨入りしたとの発表があり、
今後、その他の県においても徐々に梅雨入りしはじめます。
防災訓練が、訓練でおわらないよう、出動の際にはこの経験を生かしたいと
思います。

~ひと言メッセージ~
昨年協会で行われた認定審査会で、見事救助犬の仲間入りをしたアルプちゃんです。
今回初めて防災訓練に参加しました!みんなと一緒に練習もしましたよ!
立派に発見!!!!みなさんよろしくね(^_-)-☆   

 ~救助犬アルプ号☆彡~                               
~吠えて知らせる
                              アルプ号(訓練前の様子)~

                       ~報告・画像は、マックスさんより~