平成23年度佐賀県総合防災訓練の報告
平成23年5月22日(日)、平成23年度佐賀県総合防災訓練が行われました。
訓練に参加したのは、事務局長、野中訓練部長をはじめ、指導士5名
とサポーター2名、救助犬5頭(ジェニー号・プリン号・マナ号・リアン号・フレア号)
でした。
主催は佐賀県、鳥栖市、神埼市、吉野ヶ里町、基山町、上峰町、みやき町
となっており、筑後川運動公園、城原川河川敷、東背振中学校グラウンドの
三か所で58機関が参加しました。
この防災訓練の目的は、『風水害、震災、林野火災、車両事故等の災害に
備え、地域住民の参加による訓練を実施し、県民の防災意識の高揚を図ると
ともに、地域防災計画の具体的な運用と各防災関係機関の防災技術の向上及び、相互協力体制の強化を図る。』となっており、今回の訓練ポイントは、
①東日本大震災の教訓を活かした訓練
・日頃の避難訓練やコミュニティの防災力の重要性から、市町で自治会単位以上の対象地域を設定し、当該地域の全住民を対象とした避難訓練等を実施。
②昨年の災害教訓を活かした訓練
・昨年災害が発生した吉野ヶ里町東背振地区で土砂災害対応訓練、神埼市
城原川沿岸で水害対応訓練を実施。
・施設間の災害時要援護者避難訓練など災害時要援護者に係る避難支援
訓練を実施。
③新たな訓練の実施
・転落車両からの救出救助訓練
・緊急地震速報対応訓練
・ツイッター、フェイスブックによる広報・情報訓練
等でした。
~白バイ隊の華麗な技~(リハーサル)
~沢山の関係者や見学者~ ~当協会のパネル展示~
~瓦礫からの救出訓練~ ~整列する消防団~
九州救助犬協会は土砂埋没家屋からの救出訓練に参加しました。
この訓練では、豪雨により土砂崩れが発生し、家屋が土砂に埋没した為
救助犬で捜索・佐賀県警が救出救助し、住民及び消防団の協力を得て、
救護所へ搬送するというものでした。
まず、救助犬により土砂埋没家屋に要救助者がいるかを確認。
『救助犬の出動をお願いします!』という機動隊指揮官の指示の元、ジェニー号と
リアン号の2頭が出動、初めにジェニー号による捜索を開始!
反応あり!再確認で、リアン号による捜索開始!
要救助者あり!!ということで機動隊へ引き継ぐという流れでした。
2頭とも、大きな声で吠えることができました!
~機動隊と共に現場へ出動!~
~土砂埋没家屋の現場~
~いよいよ捜索開始です!~
~ワンワン!!見つけたよ!ジェニー号~
~ワンワン!!ここだよ!リアン号~
~救助犬反応場所からの要救助者救出・救助~
~重傷者を搬送~
~救助後、撤収し整列~
その後、救助犬達は展示用ブースのテントで色々な機関の方と接する事ができ
ました。
閉会式も終え、皆で集合写真を撮り無事に終了しました。
遠方から応援に来てくださった指導士の皆さんとサポーターの皆さん、朝早くからありがとうございました!!そして、一緒に訓練をしていただいた機動隊の皆さん、関係機関の方々ありがとうございました!
連携がとれた良い訓練ができたと思います☆
~閉会式での参列~
~頑張ったよ☆リアン号~ ~ちょっと休憩♪マナ号~
~ジェニーの得意技!!おんぶ!~
~写真提供マナpapaと野中さんと神埼市役所より~