九州管区広域緊急援助隊合同訓練
平成30年2月1日(木)今年度の九州管区広域緊急援助隊の合同訓練が熊本市西区小島町小島橋白川下流河川敷にて開催されました。各県の広緊隊・自衛隊・消防・日赤/熊本県DMAT・九州災害救助犬協会が参加した。この合同訓練は阪神淡路大震災を教訓を基に各都道府県警察の枠を超え広域的に救助能力と自活能力を有するエキスパートの部隊として設置されました。救出救助活動を行う警備部隊・交通対策を行う交通部隊・検視活動を行う刑事ぶたいに分かれています。
協会は警備部隊の指揮下に入り、倒壊家屋現場・土砂災害埋没車両現場・ビル崩落現場において活動を行いました。また、今回は県警の直轄犬との連携を取り活動しました。今回はすべてがブラインド形式にて行い、指揮本部からの要請にて捜索活を行い生体、ダミー(事前腐敗臭貼付)が何体あるのか、全ての要救助者が救出されるわけではなく、現場判断となります。
協会は指揮本部に野中先生と鑑識課担当者が入り各現場の要請にて救助犬を出動させました。
倒壊家屋5棟(広緊隊)には田中指導士・河口指導士がはいり現場指揮者から説明を受け捜索活動を行いまいた。
土砂災害現場(自衛隊)には、竹原指導士と直轄犬が入り捜索活動を行いました。
ビル崩落現場(広緊隊)には河口指導士が入り捜索活動を行いました。
それぞれの現場で救助犬の反応がありや要救助者(生体・ダミー)が次々に発見され医療チームに運ばれていきました。今回の合同訓練は厳しい現場を想定しての訓練であり今後の捜索活動に生かせられると感じました。指導士の皆さんには寒い中本当にお疲れ様でした。