東日本大震災に思う
2011年3月11日14時46分東日本沖地震(大地震)が発生し大津波が東北太平洋沿岸を襲い多くの命が失われた。、あれから9年の歳月が流れ、元の環境に戻りつつも、まだまだ復興復旧の半ばにある。原発事故による避難生活者もまだ多くいる。震災当日、テレビに流れる未曾有の惨事に熱い使命感が頭をよぎった。遠い東北での惨事に九州救助犬協会として何をすべきか、すぐさま、理事長、開田部長に連絡をとり出動の準備に入った。第1陣3名救助犬3頭がその日の夕方には出発し新潟、山形県経由で宮城県仙台市(19時間)に入り、その後気仙沼の現地対策本部、札幌消防局の指揮下のもと不明者捜索にあたった。そのあと出発した第2陣開田部長3名(6頭)も合流し捜索にあたった。厳寒の現場での捜索また現場の状況に疲れと救助犬の体調を見ながら不明者捜索にあたり、4日間の活動を終え帰路に着いた。あれから9年の月日が流れ、毎年3月11日になるとその当時の様子が走馬灯のように思い出される。あれから、毎年のように災害出動をしている。救助犬の必要性が強く求められてる昨今、救助犬の捜索能力の向上や指導士のさらなる捜索技術の向上を願う。